筒香青少年育成スポーツ財団 理事長 筒香裕史ごあいさつ

理事長 挨拶です

生きる力を育む教育・・・
学校教育においても、声高に論じられております。
「生きる力」とは、広い意味をもちますが、私は「自分で考える力」その力こそが生きる力を育む上で最も大切な「力」であると考えます。
SNSの普及により、スポーツで言いますと、一流選手の練習方法がより簡単に入手できるようになりました。このことは、素晴らしいことで、個人のスキルアップに生かすべきだと思います。しかし、注意するべき点もあります。ここに頼りすぎると、自分で考える力がどんどん衰えていきます。答えを与えられる、全てを教えられる教育は、子どもたちのためになりません。指導者を含めた大人と、子どもとの間にはよい関係性、よい距離感が必要です。繰り返しになりますが、全てを教える教育は子どものためにはなりません。自分で考えて実行する、それが例え失敗に終わっても、必ずその子の「力」になっているばずです。そしてまたチャレンジする。
幼少期から、自分で考え挑戦し失敗する。そしてまた挑戦する。このような循環の習慣を身につけることができれば、スポーツにおいても、学習においても、この先の成功に向けての大きな礎になります。その事がまさに「生きる力」であり、人生を豊かにする大きな要素です。
私たちは、子どもたちの未来が希望に満ちて明るくなるよう、様々な経験を通して人生の大きな土台を築いてほしい、そのように考えております。たくさんのチャレンジで溢れる場所を作る。それが当法人設立の出発点です。