アラボーイズでは、黙想をして練習が始まります。コーチに僧侶を仕事にしている方がいるので指導してもらっています。プロ野球選手の中には、集中するとバッターボックスで何も聞こえない状況になるらしいよという情報を基に、正座して黙想しましたが、まだその域には達しないようで低学年の子どもたちは、いろいろな音が聞こえたようです。すると、どこからか寝てみたら聞こえなくなるかもという声が・・・試しにやってみようと5分間横になって目をつむってってみました。すると数名本当に眠ったようで、ある意味何も聞こええない状態になってので目的達成ということにしておきます。
また、練習の序盤には、ミーティングをします。テーマはその日によって変わります。野球で頑張りたい事、学校での出来事、今夢中になっている事と多岐にわたります。目的は、自分の意見をもち、伝えることです。人前で話す、手を挙げるということも大事にしています。ミーティングを取り入れて1年が経ちますが、手を挙げて発言する子が増えました。アラボーイズの当たり前は、とりあえず手を挙げることです。その効果か、学校で学級委員をやったり人前で発表するのを苦にしなかったりということが起こっています。そのような報告を聞くのは指導者にとって大変うれしい瞬間でもあります。
☆生きる力ポイント 集中できるスイッチをもつ
