大谷翔平選手の記事

今年もNPBジュニアトーナメントが開幕します。セレクションを通過した選手たちが、プロ野球選手と同じユニフォームを着て参加できる大会で、少年野球をしている子どもたちにとって、憧れであり目標とする場所かと思います。

大谷翔平選手も小学生時代に東北楽天イーグルスジュニアのセレクションを受けたそうですが、何と受からなかったそうです。その時に受かった中で、凄い投手だった選手はその後、どうなったかという記事でした。大谷選手がその経験をバネにして、その後頑張ったのかどうかは分かりませんが、小学校6年生の時に野球の技術が優れているか否かという事が、あまり重要ではないのではないかという事が読み取れます。そのまま順調にプロ野球選手になる選手もいると思いますが、成長のスピードには個人差があります。小学校時に技術を高める、完成させるということは、その後の伸びしろを考えても、得策ではないと思います。

アラボーイズオーナーの筒香嘉智が小学6年生の時に、社会人野球日本選手権の試合前に京セラドームで、スピードガンコンテストに参加させてもらうということがありました。3人の小学6年生が参加していました。筒香嘉智以外の子で110キロくらい投げる子がいて、試合前の強豪社会人チームのマネージャーが、その子に「大きくなったらぜひうちのチームに」と声をかけていました。その子がその後どのような人生を歩んだのか分かりませんが、プロ野球選手にはなっていません。

たくさん練習して、努力しないと大谷選手に近づけませんが、小学生時代は、いろいろな事ができるようになる、野球を大好きになるというようなことの方が大切だと思います。

☆生きる力ポイント なりたいものから逆算して焦らず過ごす